間違ったマッサージの認識
右京区、嵯峨車折にある井上接骨院です。
今日は間違ったマッサージの認識についてお話します。
皆さんは、マッサージは安易に受けると危険と知っていましたか??
マッサージは、コリをとるものだと思っていませんか??
まず筋のコリが出ている意味は、大きく2つ考えられます。
一つ目は「関節保護」のためです。
そして二つ目は、「姿勢制御」のためです。通常、バランスが崩れたとき、体はバランスを崩れないように姿勢を保っています。そして、その姿勢制御を唯一行うのが「筋」になります。
骨盤、背骨に何かしらの問題が生じると、その代償として筋スパズムや筋の過緊張が起こるのです。
上記の事を考えずマッサージを行うと以下の事が起こります。
・関節の可動域が過剰に広がり痛めてしまう
・さらに筋肉の緊張が増し骨格が歪んでしまう
・筋肉が防御反応でさらに硬くなる
なので一時的に良くなった気がしますが、その後は血行不良を起こし症状を悪化させてしまうので、本当に注意してください。
肩こり研究で著名な遠藤健司氏(東京医科大学整形外科講師)、三原久範氏(横浜南共済病院脊椎脊髄センター長)も、強く押したり揉んだりすることで、肩こりが悪化すると、再三警告しています
重要なのは、筋肉をもんだりほぐすのではなく、身体のバランスを戻してくことが最優先です
当院では、根本の原因をとる治療をしていますので
もしお困りの症状がございましたら、すぐにお電話ください。