睡眠負債とは?③
こんにちは!京都市 右京区 嵯峨にあります、井上接骨院 です。
今回も、日々のわずかな寝不足の積み重ねで起こる、“睡眠負債”について、
お伝えします。
③“睡眠五感”を意識することで睡眠負債を返済しょう!
睡眠の質を上げるキーワードは“睡眠五感”です。視覚、聴覚、温感、臭覚、
触覚の5つで、なかでも1番重要なのが、視覚、つまり「光」です。就寝
前はやや暗めの暖色系の照明に切り替えるなど、うまく光を活用すること
で効率よく熟睡感を得られます。スマートフォンなどのブルーライトは睡
眠に最も悪影響を与えるため、就寝前の使用はやめましょう。
2つめが、聴覚、「音」です。睡眠中に覚醒反応が起きる騒音レベルは45
デシベル以上。電気のスイッチの操作音50デシベル前後なので、安眠のた
めには寝室が図書館くらいの静けさが理想です。3つめの温感は四季のある
日本では適切な管理が必要ですが、1年を通じて寝床内環境(人と寝具の間
にできる空間)は温度32~34℃、湿度45~55%に維持するのがよい
とされています。
臭覚は「香り」です。ラベンダーやネロリ、カモミールなど、入眠を促す効果
のある香りもありますが、それ以上に自分の好きな香りでリラックスすること
が大切です。最後は触覚、「触り心地」です。寝具もパジャマもさまざまな素
材がありますが、臭覚同様、自分にとって心地よいと感じられるものを選ぶの
が最優先です。
これら“睡眠五感”を意識することで、「朝までぐっすり!」の快眠が実現しま
す。睡眠時間の確保が難しければ、眠りの質を上げて、睡眠負債を返済しまし
ょう。
正しい眠りを実現する“睡眠五感”
1 視覚・・・
就寝前は暗め、起床後は明るく・・っと、適切な光環境
をつくるのがポイント。就寝前のスマホやパソコンは控
えましょう。
2 聴覚・・・
寝室は図書館レベルの静けさに保つのが理想です。
3 温感・・・
季節にかかわらず、寝床内環境は温度を32~34℃、湿
度を45~55%に維持するのが理想。5月であれば、寝
具は薄手の肌掛けを何枚か用意し、その日の気温によって
調節します。
4 臭覚・・・
自分の好きな香りのアロマやルームスプレーで、入眠前に
リラックスしましょう。
5 触覚・・・
寝具、パジャマは自分にとって心地よいと感じられる肌触
りのものを選びましょう。
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交通事故や、お身体の痛みを抱えている方は、京都市右京区嵯峨の
井上接骨院 に、ぜひ、ご相談ください。
夜間22時まで診察しています。(受付終了時間21時)