「血中脂質値が高い」といわれたら?
こんにちは!京都市 右京区 嵯峨にあります、井上接骨院です。
今回は、「血中脂質値が高い」といわれたら、どんな病気を引き起こす
のか?また、そうならないための対策などをお伝えします。
現在、日本の脂質異常症の患者は約206万人(平成26年「患者調査
の概況」厚生労働省)。境界領域の潜在患者も含めると、2200万人
が脂質異常症だと推計されます。脂質異常症は、放置しておくと動脈硬
化が進み、心筋梗塞や脳梗塞といった病気を引き起こす可能性がありま
す。そうならないために、早い段階から適切な対策を講じることが大切
です。
①脂質異常症を放置すると動脈硬化に
職場の健康診断で最も多く見つかる疾患が脂質異常症です。脂質異常症
とは、血液中に含まれるコレステロールや中性脂肪などの脂質が、一定
の基準よりも多い状態のことをいいます。血液中に余分な脂質が、多く
なると、動脈硬化を起こしやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞などのリスク
が高くなります。中性脂肪値が著しく高くなると、急性膵炎などを引き
起こすこともあります。しかし、脂質異常症の診断だけだと症状はでな
いため、そのまま放置してしまう人が多くいます。
「血中脂質値が高い」と言われたら、動脈硬化が起こり始めるまでの平
均年数は、およそ30年。放置したまま生活習慣を変えずにいると、確
実に血管の内膜にLDLコレステロールがたまり、血管が傷んで動脈硬化の
引き金になります。血管が傷んでしまうと、健康な状態に戻すことは極め
て困難になります。
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交通事故や、お身体の痛みを抱えている方は、京都市右京区嵯峨の
井上接骨院に、ぜひ、ご相談ください。
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