自律神経を整える呼吸法②
こんにちは!京都市 右京区 嵯峨にあります、井上接骨院です。
今回も、自律神経を整える呼吸法②をお伝えします。
②いすに座ったままできる簡単呼吸法
呼吸法は、難しく考える必要はありません。
勤務途中や仕事の合間など隙間時間に、息をゆっくり吐くことを意識して
呼吸するだけでもいいのです。もし、いすに座る時間があれば、ほんの数
分間、次のような呼吸をしてみましょう。
①いすに座って吐く息を意識した深い呼吸を2、3回行う。息を吐くときは、
丹田から全ての息を出し切るつもりで。その反動で息を吸うようにします。
②両方の拳を思い切り強く握ったあと、息を吐きながら緩めます。
③息を吸いながら両肩を耳に付くくらいまで持ち上げ、肩と首を思い切り緊張
させたあと、息を吐きながら緩めます。
④いすの背にもたれで思い切り背中を反らせ、息を吐きながらもどすす。
⑤息をゆっくり吸いながら、つま先⇨膝⇨胸⇨肩⇨首⇨顔⇨頭の順に、全身をなぞる
ように意識をめぐやせたあと、息を吐きながらからだの緊張やこりを緩めてい
きます。
⑥⑤と反対に、頭のてっぺんからつま先に向かって意識をめぐらせたあと、不
安や心配、イライラなどを全て吐き出すイメージで息を吐く。
*番号は一連の流れではありません。6つの呼吸のうち、自分が行いやすい呼吸
法を試してみましょう。
呼吸法を行うときは丹田を意識します。
「丹田」という言葉は聞いたことがあっても、実際にからだのどの部分にあたる
のか分からないという声をよく聞きます。じつは人間のからだには丹田が3カ所あ
ります。ひとつは頭の中(上丹田)、もうひとつは胸のあたり(中丹田)、そしておへ
その下10センチくらいのところ(下丹田)です。このうち下丹田を、一般的に「丹田」
と呼んでいます。丹田に力を入れて呼吸をすると、腹腔内圧の動作によって横隔膜
が動き、内臓をマッサージして血流が良くなる効果が期待できます。
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交通事故や、お身体の痛みを抱えている方は、京都市右京区嵯峨の
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