自律神経を整える呼吸法①
こんにちは!京都市 右京区 嵯峨にあります、井上接骨院です。
今回は、自律神経を整える方法①をお伝えします。
悩みやストレスがある人の割合を年齢階級別にみると、男女ともに30歳代
から50歳代が高く、男性では約5割、女性では6割となっています。
(2016年「国民生活基礎調査の概況」厚生労働省)。働き盛り世代のス
トレスの高さが目立ちますが、過度なストレスや慢性的寝不足が続くと、自
律神経の乱れが生じます。自律神経のバランスを手軽に整えるための呼吸法
を実践してみませんか。
① 深く吐く呼吸でリラックス状態をつくる
心配事が頭から離れなかったり、何かに心を奪われていたりすると、呼吸が
浅くなりがちです。まずは1分間、あなたの呼吸の回数を数えてみましょう。
正常な呼吸数の目安は、成人で毎分15~20回。それより多ければ、呼吸
が浅くなっているかもしれません。
全身の働きを調節する自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類
があり、活動時には活動時には交感神経、休息時には副交感神経が活発にな
ります。このバランスが崩れると、メンタルヘルスに悪影響を及ぼすだけで
なく、身体面での疾患に至ることもあるほど重要な神経です。
現代社会はどうしてもストレスが多いため、交感神経が活発になりがち。そ
こで、副交感神経を刺激する最も簡単な方法が「深い呼吸」なのです。吸う
ときに交感神経、吐くときに副交感神経が優位になるため、呼吸をするとき
には、息を吐くことに意識を向けましょう。
たとえば、「ゆっくり吐くぞ」と思いながら、息を長く吐き出す。吐ききっ
たところで、あとは自然に任せて吸えばいいのです。このとき、肩の力を抜
いて、おへそのしたにある丹田(たんでん)に力を入れると、腹腔内がリズ
ミカルに変化して内臓のマッサージになり、血流もよくなります。雑念を払
って心を遊ばせておくことも大切です。
交通事故や、お身体に痛みを抱えている方は、京都市右京区嵯峨の
井上接骨院に、ぜひ、ご相談ください。
夜間22時まで診察しています。(受付終了時間21時)