冬の運動をするときの注意!
こんにちは!京都市右京区嵯峨の車折にある井上接骨院の吉岡です!
前回に、冬の運動は夏の運動よりも基礎代謝も上がるので良いとお話ししましたが、
今回はその冬の運動の注意点をお伝えしますね(^^)v
まず、冬は寒冷の影響で体温の発散を防ぐために、血管が収縮して血圧が上がりやすくなり、心臓への負担が大きくなります。
暖かい室内から寒い屋外へと移動した際の血圧の急激な変動によって心臓の血管が過剰に収縮して心筋梗塞の原因となることもあります。
さらに、寒いと筋肉も収縮して硬くなりやすく、柔軟性が低下するため、筋肉や靭帯、腱などの損傷も起こしやすくなります。
なので、寒い冬には気温の変動が少ない屋内での運動を行うことや、外へ出る時は朝・夜の冷え込む時間は避け、できるだけ日中の日が射す暖かい時間を選択して十分に防寒し、身体への寒冷刺激の影響を少なくしましょう。
運動前にはストレッチや体操などの準備運動をしっかりと行い、身体を温めて筋肉の柔軟性を確保することも大切です(^○^)
次に水分なのですが、冬場は空気が乾燥しやすく気づかない間に身体から水分が失われやすくなります。
夏は汗をかくことで水分が身体から失われているので、水分不足に気づきやすいですが、
冬は汗をかきにくいため、なかなか自分が水分不足になっていることに気づきにくく、
運動する際も水分摂取を怠りがちです。
冬場でも、身体の中の水分は失われていっているので、こまめな水分補給を忘れずに行いましょう。
特に高齢者や高血圧などの持病がある方は脱水を起こしやすくなるので、意識して水分摂取を行なうことが大切です。(^^♪
最後に、運動すると身体が温まってだんだん暑くなってきますので、脱ぎ着をして体温調節をしやすいように薄手のものを何枚か重ねて着るような服装を選びましょう。インナーは吸汗速乾素材のものを選び、汗で身体が冷えないように工夫をしましょう。
例えば、ウインドブレーカーのような風を通しにくいはおりものを着用し、帽子、手袋、靴下、タイツ、レッグウォーマー、ネックウォーマーなどの小物を活用して防寒対策を行うと身体も冷えずに済むのでオススメです(^^♪
冬の運動、動きにくいとは思いますが、一度試してみませんか?(^^)v