☆四十肩・五十肩は二十歳でもなる!?

☆四十肩・五十肩は二十歳でもなる!?

こんにちは!京都市 右京区 嵯峨 車折にある井上接骨院です。

 

「私はもう40歳だから、このひどい肩こりが四十肩なの」

 

「もう60歳になったのに五十肩になるなんておかしいかな?」

 

といった疑問をお聞きすることがあります!

 

 

 

実は四十肩・五十肩というのは単なる俗称で、

 

「その年齢の人のひどい肩こり」とは全く別物なのです。

 

 

 

正式には腱板損傷、あるいは肩関節周囲炎というものになります。

 

 

 

腱板損傷とは肩の深部にあるいくつかの筋肉の集まり(回旋筋腱板)が

 

なんらかの原因で損傷したものを指します。

 

 

肩関節周囲炎とは文字通り肩の関節やその周りの筋肉などに

 

炎症が起こっている状態のことです。

 

 

 

この筋肉が傷ついたり炎症を起こして機能しなくなる

 

腱板の主な作用である肩の挙上に関する機能が低下してしまいます。

 

 

正確に言えば腱板損傷と肩関節周囲炎は違う症状ですが

 

微細な腱板損傷を繰り返した結果肩関節周囲炎を引き起こす場合もあります。

 

二つを併発していることも多いのです。

 

 

 

また損傷の段階によっても症状は異なります。

 

 

ですから、よほど(腱板の完全な断裂など)の場合でない限り、

 

患者さん側がどちらの症状であるのか細かく区別をつける必要はないかと思います。

 

 

もちろん治療師側は冷やしたり温めたりを筆頭に

 

治療の方針が変わることもありますので、

 

きちんと検査をして把握しますのでご安心ください。

 

 

 

では、

 

ひどい肩こりとどんなところが体感として異なるのか。

 

そして自宅での応急処置の方法は何か。

 

 

 

まず体感としては

 

「真横に腕を保てない」

 

「物を取ろうと手を伸ばしても方が痛くて持てない」

 

「安静にしていてもズキズキする」

 

などが特徴です。

 

 

 

特に安静にしていてもズキズキ痛む場合は

 

強く傷めている可能性が非常に高く

 

この時期に何をしているかでその後の経過が決まる

 

といっても過言ではありません。

 

 

 

 

・まず冷やしてください。

 

冷湿布はメンソレータムの成分でスーッと感じるだけで

 

実際にはそこまで冷えてません。

 

なので保冷剤などで物理的に冷やしてください。

 

 

 

 

・安静にする。

 

どの角度が痛いかな?

 

と確かめたりせず、必ず安静にして下さい。

 

何なら腕を三角巾で吊っても良いくらいです。

 

病院で貰ったり市販されている痛み止めを服用する場合は注意が必要です。

 

痛み止めを飲んで仕事などで動かすと

 

症状が悪化してしまいますので、

 

その点を理解した上で使用しましょう。

 

 

もちろん無暗なマッサージやストレッチも厳禁です。

 

 

 

ただし、

 

ずっとその状態でいると逆に関節が動かなくなってしまいますので

 

時期の見極めが大切です。

 

 

 

 

・早く治療を受ける

 

痛みが治まっても内部の損傷は治り切っていない場合が大半です。

 

何度も痛みを繰り返したり、

 

この後悪化する可能性が高くなりますから、

 

すみやかに治療を受けることでその後、

 

症状がどれくらい長引くかが大きく変わります。

 

 

病院に行かれた患者さんで冷やすことと

 

湿布や痛み止めを処方されるまではよくあります。

 

 

ですがこれからはなるべく安静にしておいてね、

 

と言われて安静にしているけれどなかなか肩が治らない

 

とお悩みの方が大半です。

 

 

 

この先は関節の整体治療や適切なマッサージ治療などが必要です。

 

そうすることで肩が上がるようになります。

 

 

 

もしも上記の症状にお心当たりのある方、

 

ひどい肩こりだと思っていたけれど実は違うかもしれないとお感じの方、

 

 

痛み止めや病院に行っても解消できなかった症状のある方は

 

一度当院までご相談くださいね。

 

 

しっかりと検査を行って適切な治療をいたします!

 

 

 

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