☆子どもさんへの交通事故の対処法
こんにちは、京都市 右京区 嵯峨車折 井上接骨院です。
春休みに入り、こどもさん方の外出や遠出が増えている方が多くなっているようですね。
嵐山や松尾方面でも自転車などで遊びに出かける高校生や中学生・小学生が増えたように感じます。
春は観光や通勤・通学ルートの変更などで京都市外から来られた方が運転されたり普段の道とは違うところを通ってきたりして交通事故が多く発生します。
4月は警察署でも交通安全運動が実施されるくらいです。
ただし、子どもさんが交通事故に巻き込まれてしまった場合、よく分からずにトラブルになってしまうケースもあって、とても厄介です。
ですから、親御さんから子どもさんへ、これだけは最低限覚えておいてもらいたいことをまとめましたので、お家でもお話してあげてくださいね。
後から痛くなることがある
交通事故で注意しなければならないのは、数日経って痛みが出たり、後から骨折していることが判明する場合が非常に多いことです。
子どもさんからしたら、大出血していないとケガと認識しにくいようですが血が出ることだけがケガではありません。
むち打ちなんかのケガだと、数日経ってから痛みがどんどん増してきてしまいます。
そうなってからでは遅いのですが、いざ交通事故に巻き込まれた時、怖さや罪悪感から「ぶつけただけだし…血も出てないから…」と、大丈夫ですとそのまま帰って来てしまう子も少なくありません。
後から痛くなって大変なことになる場合もあるから、その場で自分で判断しちゃだめだよと伝えてあげましょう。
危害を加えてきそうな相手なら、車のナンバーや特徴を覚えておく。周りの大人に助けてもらう。
ですが、相手が子どもだからと言いくるめるようなことをする人もいます。
「仕事で急いでるから、どうもないなら行ってもいいかな?」
「怪我してないよね?血も出てないし、ちょっとぶつけただけだからたいしたこと無いよ!」
「お前が急に飛び出してきたからやろ!警察呼ぶぞ!修理費請求するからな!」
「お金あげるから、これで絆創膏買っておいで。それで治るから大丈夫」
と、誤魔化したり脅そうとしたりする人もいます。
この場合は違うトラブルに発展してしまいますので、その場で無理に親御さんを呼ばなくて結構です。警察を呼ぶと言ったり親御さんを呼ぶと言うと逆上されることもあります。
ですので、もしかしたら暴力をふるわれるかも、と思ったら立ち去ってもらってかまいません。(この場合は相手がひき逃げをした、というような扱いになります。被害者の救護は義務なのに、それを怠っているからです。)
ただし、可能な限りでいいので相手の特徴や車の特徴、ナンバーを覚えておきましょう。
そして、周囲に別の大人(目撃者)がいる場合はその人に事情を説明して警察を呼んでもらいましょう。こういう場合の大人の目撃者は非常に強い味方になります。
親御さんへの連絡はその後で大丈夫です。
交通ルールは守る
基本的には車 対 歩行者だと、歩行者が車の修理費などを支払う義務は発生しません。
が、これは歩行者がきちんと交通ルールを守っていた場合のこと。
信号無視をする
自転車で二人乗りや傘さし運転、イヤホンとつけての運転
危険行為(車道を逆走する等)
悪意のある犯罪行為(車に投石をしてフロントガラスが割れ、その結果、前が見えなくなった車がこちら側に突っ込んできた等)
に関しては、歩行者側にも重過失があると認められ、場合によっては賠償を支払うことになります。
交通ルールを守ることが、万が一の時に自分を守ってくれることだと説明してあげてください。
いかがでしたか?
今回は子どもさんにも分かりやすいようになっていますので、お家でもお話してあげてくださいね。
ただし、万が一のことがあって交通事故にまきこまれてしまった場合、嵯峨井上接骨院までご相談ください。しっかりとアドバイス・治療をいたします。
交通事故の治療は夜22時まで受付をしています。